Project Crocodile
Training Program




現実は厳しい?!

まずは、どのくらいの体力と技術が必要か考えてみよう。
Crocodile Trophy とは(2002年)、

という地獄の様なレースだ。 トップタイムを見ると、「なんだ大した事ない」と思うかもしれない。 でも、「トップレベルの選手は Tour de France の経験者だ」って聞くとレベルが分かると思う(因みに Australia の Phil Anderson は 2002年度 総合3位だった)。 見ただけで後ずさりしたくなる。(^^; でも、2002年度は、女の娘が2人もゴールしているのだ(女の娘だからとナメているわけではない。 男はフィジカル的にアドバンテージがあるという意味だ。)。 絶対解決策はある! では、解析してみよう。

まず、1日で100km以上、時間で最低4時間走るって事。 これだけの距離と時間を自転車で走破するには、スプリントレースのような乗り方をしていては 絶対に走り切れない。 フルマラソンを走るには、乳酸値を 4mmol/l 以下に抑えないと走り切れないと言う研究結果があるらしい[1]*。 これは、ほぼ Anaerobic Threshold の運動強度だ。 自転車とランを単純には比較できないが、4時間以上のサイクリングをするには 頑張って走ってはいけないって事だろう。 走破できれば良いのだ。 実際、第3ステージのラストの選手は9時間、第8ステージでは7時間半で走破している。 LSDよりちょっときつい程度の強度でのんびり行けば良いのだ・・・いや、行かなければならないのだ。 なんか気分が楽になって来たな。(^^)

次は、ツワーレスだってことだ。 MTB のレースで、殆どシールドされていない道を走る事を考えると、Sydney CC のデイツワーで、1日180kmナショナルパークを走るってのはたまにやっているが、あれが連日で続くと考えるべきだ。 ・・・これは。(^^;声も出ない ツワーレスでは、筋肉中のグリコーゲンを出来るだけ使わない事が重要になる。 何故なら、グリコーゲンが枯渇すると たんぱく質が燃えだすからだ!(@_@)そりゃ危険 更に、グリコーゲンの完全な回復には48時間かかると言われている。 明日も走りたければ、グリコーゲンを出来るだけ使わないようなペースで走るってのが大切なのだ。

マウンテンバイクレースって事で、かなりなライディング技術が要求されそうだが、見た限りそうでもなさそう? 石がゴロゴロ、穴があっちこっち、道はデコボコって所を走るのだが、ロードみたいに速く走るわけじゃないし(少なくとも俺は走れない)、ジャンプする訳でもないし(おれに出来る訳がない)。(^^; 砂地を走るケースもあるが、そもそもそんなところ自転車じゃ走れないから みんな押してたし。(^^;;

暑さはどうにもならんな。 特に、体温より高い気温の中を運動するってのは、真夏に35℃の炎天下で運動するってのとは、ロケットが光速度以上で飛行するってのと同じくらい別世界だ。 身体を慣らすしかない。

[1] 槙本深のホームページ: スポーツ医学のページ: 第27回 AT(anerobic threshold 無酸素閾値)とは





俺の今の体力はどのくらい?!

それでは、俺の現在の体力を考えてみよう。

まずは持久力。 これは、ここ2年でかなり向上して来た。 コンスタントに、月に1000kmをこなしているってのが効いているようだ。 2002年9月 に200kmのLSDをやったが、その時も脚は痛くならなかった。 8時間のサイクリングで、平均速度は25km/hちょっと。 写真を撮りながらのたらたらサイクリングだったお陰か、中1日で クラブの木曜日の朝練(高速サイクリング)に参加できるくらいまで回復できた。 他には、2002年11月 の Patonga Day Tour のケースかな? ほぼ中一日で火曜日の朝練(上り下りサイクリング)に参加したが、まだちょっと疲れが残っていた。 しかし、Crocodile Trophy では 上記のようなハードなサイクリングを連日こなさなければならないと考えると、壁は大きい。 距離耐性の強化が必要だな。

次はスピード。 一応レースだし、スピードのポテンシャルが高ければ ゆっくり走った時にそれだけ疲れなくて済むって事だ。 レースのほぼ100%で Anaerobic Threshold 以下の心拍数で走らなければならないので、そのあたりの運動効率を上げる必要がある。 今の俺は、どちらかと言うと短距離系。 トップスピードは出るけど、長時間持たないってタイプだ。 だから、 Anaerobic Threshold あたりでの運動効率はあまりよくない(と思う)。 脂肪燃焼効率を上げて、低い心拍域でも高い運動強度が出せるようにしなければいけない。

ライディングテクニックはというと・・・こりゃ半分は天性のセンスだからなぁ。 Royal National Park のトレイルを MTB で走り回って、身体で憶えるしかない。