心拍数vsサイクリング速度曲線 (2003年12月27日)

心拍数vsサイクリング速度曲線を以前から描いてみたいと思っていた。 そこで、2003年 トレーニング効果の解析 で使用した心拍数依存の補正データと Anaerobic Threshold の心拍数計測 の結果から作成してみる事にした。
やり方は、

  1. 心拍数依存の補正データに直線をフィットする
  2. Anaerobic Threshold の心拍数計の曲線から 有酸素運動領域と無酸素運動領域の直線の傾きの比率を求める
  3. 1.の直線と、1.の直線の傾きに2.の比率を掛けた直線を、AT心拍数(170bpm)で交わる 有酸素運動領域と無酸素運動領域の2直線として描画する

まず1.は、2003年 トレーニング効果の解析 で使用したデータの全てを使うのではなく、出来るだけ最近の結果に近くなるように、今年の経過日数300日以降のデータのみを使用した。 また、心拍数100bpmと120bpmあたりで計測したデータも追加した。 結果は、

グラフ1

ただし、2003年 トレーニング効果の解析 で行った風向き、計測時間帯等の補正は一切行っていない(つまり、計測した値をそのままプロットしている)。 追加した2点を除いても 直線の傾きはほとんど同じで、こうしてみると 心拍数100bpmあたりから170bpmまで 綺麗に直線にのっているのが分かると思う。 フィットした直線は f(x)=0.235x-2.69 (a=0.235, b=-2.69)。

次に2.は、AT心拍数の算出に使用した曲線

    (1)

の 係数 a と c 比 c/a を求める事であり、今年は2回計っているので 2回の平均をとった。 結果は c/a=3.03(1回目3.22、2回目2.85)。

そして3.は、上の(1)式で c=3.03a=0.712、h=170.0 として曲線(1)を描画する。

グラフ2

グラフを読む前に、まず注意してほしいのは グラフ1,2の速度は Centennial Park を一周した時の平均速度だ と言う事。 決して、平地での平均速度でも、その心拍数で出せる瞬間最大速度でもない。

まず分かるのは、AT心拍数(170bpm)で出せる速度(MAF)が ほぼ最近のトレーニングエフェクトで出て来ている速度37.5km/hに一致している。 これは・・・なかなか悦ばしい。(^^)

次は、俺の最高心拍数195bpmの速度が約55km/hになっている。 これは、Centennial Park でペースラインをしながら激走している時の瞬間最高速度にほぼ近い。 うーーーーーん、これはきっと偶然だな。(^^; もしかしたら、俺が単独で(ドラフティング無しで)出せる瞬間最高速度に近いのかも知れない。

最後に、俺の平常時心拍数50bpmでの速度だが、グラフを作成する前は「この心拍数では 速度がマイナスの値になる」と思っていたのだけど、意外や意外 10km/h くらいになっている。 一瞬「グラフの傾きがおかしい?」とも思ったのだけど、データが心拍数100bpmあたりまで綺麗に直線にのっているところをみると、間違いではなさそうだ。 多分、心拍数70bpmあたりから 出せる速度が急激に落ちるのではないかと思う。 こりゃ、実際に試すつもりはありません。 その価値もないな。(^^; そもそもできねーーーだろ。(^^;;